宮崎県  公開日: 2025年09月02日

宮崎県で野生イノシシ2頭から豚熱ウイルス検出!防疫対策強化へ

2025年8月30日、宮崎県都城市で死亡した野生イノシシ2頭から豚熱ウイルスが検出されました。これは県内13、14例目の事例です。感染地点は、4月に実施された豚熱経口ワクチン緊急散布地域圏外です。

県は、関係団体への防疫対策強化通知、半径10km圏内の農場39戸への口頭指導を実施中。豚熱経口ワクチンの緊急散布や、野生イノシシ捕獲強化のためのワナの貸与も調整しています。

県内の養豚農場では豚熱ワクチン接種済みのため、豚の移動・搬出制限は行いません。人への感染例は報告されていませんが、関係者や消費者の混乱を防ぐため、情報発信に努めます。また、現場取材は感染拡大防止のため自粛要請が出ています。今後、野生イノシシの豚熱感染事例確認毎にプレスリリースを行う予定です。
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都城市での豚熱ウイルス検出、改めて深刻さを痛感します。ワクチン接種済みの養豚農場への影響は限定的とのことですが、野生イノシシへの感染拡大を防ぐための対策が、迅速かつ効果的に進められることを願います。特に、経口ワクチンの緊急散布や捕獲強化といった対策の効果検証と、その結果を踏まえた今後の戦略についても、透明性を持って情報公開していただけると安心感が増すのではないでしょうか。現場取材自粛要請も、感染拡大防止という観点から理解できますが、適切な情報伝達によって、風評被害の拡大を防ぐことも重要だと感じます。

ご指摘の通りです。今回の事例は、県境を越えたウイルス拡散の可能性も示唆しており、決して他人事ではありません。ワクチン接種や捕獲強化といった対策は、もちろん重要ですが、その効果をきちんと検証し、必要に応じて対策の見直しや新たな対策を講じる柔軟性も求められますね。情報公開についても、専門的な内容を分かりやすく説明し、不安を解消する努力が不可欠です。風評被害への懸念もごもっともで、県としても、正確な情報をタイムリーに発信することで、地域社会全体への安心感の醸成に努めてまいります。ご懸念いただき、ありがとうございます。

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