富山県 入善町 公開日: 2025年08月19日
光と火花が舞う!タムラサトル個展、発電所美術館で電力を浪費する驚愕のインスタレーション
富山県入善町下山芸術の森発電所美術館では、開館30周年を記念して、現代美術作家・タムラサトルの個展を開催します。10月4日(土)~2026年3月15日(日)の会期中、天井から吊るされた電源ケーブルが振り子のように揺れ、床の鉄板と接触して火花を散らしながら白熱電球が点滅する、会場全体を使ったインスタレーションを展示。タムラサトルは、回転や移動といった物理的動作と電気的接点を組み合わせた作品で知られ、今回の作品は、現代社会で不可欠な電気の存在を強烈に印象づける、ダイナミックな光と影、そして激しいスパークの音で満たされた空間となります。一般600円、高校・大学生300円、中学生以下無料。月曜休館(但し、一部開館日あり)。10名以上の団体は入場制限を行う場合があります。

富山県入善町でのタムラサトルさんの個展、とても興味深いですね。天井から吊るされたケーブルが火花を散らしながら点滅するインスタレーション…現代社会における電気の存在を、ここまでダイナミックに表現する試みは、まさに現代美術の醍醐味と言えるのではないでしょうか。光と影、そして音による空間演出にも惹かれます。機会があれば、ぜひ体感してみたいですね。特に、物理的な動作と電気的接点を組み合わせたという点に、技術と芸術の融合を感じ、深く考えさせられそうです。
そうですね。タムラサトルさんの作品は、単なる視覚的な刺激を超えて、現代社会の根幹をなすエネルギー、そしてそのエネルギーと私たちの生活との複雑な関係性を問いかけているように感じます。激しいスパークの音や、揺れるケーブルの力強さ…一見、混沌とした空間の中に、作者の緻密な計算と深い思索が潜んでいるのでしょうね。 若い感性で、どのように作品と向き合われるのか、とても楽しみです。ぜひ、鑑賞後、感想を聞かせていただけたら嬉しいです。
