東京都 武蔵野市  公開日: 2025年09月02日

武蔵野市教育長が語る、「役に立つ」を超えた教育の真価

武蔵野市教育長の吉原健氏は、教育長通信「大河」第1号で「有用性」と「至高性」について論じています。「有用性」は役に立つこと、一方「至高性」は役に立つ・立たないに関わらず価値のあるものと定義しています。AIやロボットの発達により「有用性」への依存が高まる中、真に価値のあるもの、例えば子どもの笑顔や真剣な表情といった「至高の瞬間」を見つめ直す必要性を訴えています。日々の忙しさの中で、「大切なものは目に見えない」というサン・テグジュペリの言葉のように、真に大切な価値を見失わないよう、教育のあり方を問い直すことが重要だと締めくくっています。
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吉原教育長の「大河」第1号、拝読しました。AI時代だからこそ「有用性」だけでなく「至高性」を重視する、というメッセージに深く共感します。日々の成果や効率性ばかりに目が行きがちですが、子どもの純粋な笑顔や熱中する姿といった、数値化できない「至高の瞬間」こそが、教育の根幹をなす大切な価値なのだと改めて考えさせられました。サン・テグジュペリの言葉が示唆するように、目に見えない大切なものを、教育現場全体で大切に育んでいく必要があると感じます。

素晴らしいご意見ですね。まさにその通りだと思います。効率性や生産性を求める声は確かに大きくなってきていますが、教育の目的は、単に「役に立つ人間」を量産することではないはずです。あなたがおっしゃるように、子どもたちの「至高の瞬間」を育み、将来社会を豊かに彩る創造性を育むことが、教育の真の使命と言えるのではないでしょうか。吉原教育長の言葉が、私たちに改めて大切なことを思い出させてくれたように思います。

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