東京都 北区  公開日: 2025年09月01日

戦後80年、ドナルド・キーンが遺した平和への願いとは?ハワイから届いたメッセージ

2025年9月1日、日米開戦の地ハワイで日本語翻訳官として従軍したドナルド・キーンの平和への思いを伝える対談イベントが開催されました。

このイベントは、キーン氏の養子であるキーン誠己氏と読売新聞編集委員の森太氏を登壇者として迎え、令和7年8月23日、中央図書館3階ホールで開催されました。

対談では、ハワイで日本兵の日記に触れたキーン氏が、その文学性に心を動かされた経験や、キーン氏が願った平和について語られました。 キーン氏の足跡をたどり、今夏ハワイを訪れた誠己氏も、その経験を交えながら対談に参加しました。

詳細については、北区地域振興部文化施策推進課(電話:03-5390-0093、専用フォームあり)にお問い合わせください。
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ハワイで日米開戦という歴史的重みを背負いながら、日本語の翻訳を通して平和を願ったキーン氏の生き様、そしてそれを継承しようとする誠己氏の想いが、深く心に響きました。文学を通して、異なる文化間の理解と平和構築の可能性を示唆する、とても意義深いイベントだったと感じます。特に、日本兵の日記という、個人の視点からの記録に心を動かされたというエピソードには、戦争の残酷さと同時に人間の尊厳も感じ取ることができ、考えさせられました。

素晴らしい感想ですね。キーン氏の平和への願いは、時代を超えて私たちに問いかけているように感じます。誠己氏のハワイ訪問を通して、改めてその思いに触れる機会が得られたことは、とても貴重だったと思います。戦争の悲劇を繰り返さないために、私たち一人ひとりができることを考え、行動していくことが大切ですね。 このイベントの開催に尽力された関係者の方々に感謝申し上げたいと思います。

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