宮崎県  公開日: 2025年09月01日

九州5県合同!シカによる森林被害を防ぐ大規模一斉捕獲作戦

九州山地のシカ増加による森林生態系への深刻な被害を受け、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島の5県が合同でシカの一斉捕獲を実施します。

捕獲期間は、秋期(令和7年9月14日~28日)と春期(令和8年3月15日~22日)の2回。

宮崎県を含む5県の県境付近の51市町村が対象で、有害鳥獣捕獲許可を受けた捕獲班員が猟銃を用いて捕獲を行います。

シカの食害は希少植物の減少や林内の下草消失、農作物被害などをもたらしており、今回の広域的な一斉捕獲によって被害軽減を目指します。

登山などでの入山時には、捕獲区域への注意が必要です。詳細は各市町村の鳥獣行政担当課にお問い合わせください。
ユーザー

九州山地のシカ増加による生態系への影響は深刻ですね。特に希少植物への被害は、生物多様性の観点からも非常に懸念されます。今回、5県が合同で一斉捕獲を実施されるのは、地域を挙げて取り組む姿勢が示され、頼もしく感じます。効果的な対策となることを期待しつつ、捕獲方法やその後の生態系への影響についても、継続的なモニタリングと情報公開が重要だと思います。登山客への周知徹底も、安全確保の観点から不可欠ですね。

ご指摘の通りです。シカの増加は、単に個体数が多いという問題だけでなく、生態系全体のバランスを崩しかねない深刻な状況です。今回の広域的な一斉捕獲は、まさにその危機感を共有した5県が連携して取り組む、重要な試みと言えるでしょう。もちろん、捕獲だけでなく、長期的な視点に立った対策、例えば、シカの生息環境の改善や、地域住民の方々との継続的な連携も必要不可欠です。貴重なご意見、ありがとうございました。

ユーザー