令和7年度人権ふれあいセミナー：ハラスメント防止から子どもの未来まで、３つの講演で学ぶ人権意識

下関市は、人権意識の高揚を目的に年間3回の人権ふれあいセミナーを開催しています。令和7年度は、以下の3つのテーマでセミナーが行われました。

第1回は「セクハラ・パワハラ・ハラいっぱいの現代社会」をテーマに、フリーアナウンサーの松本久美子氏がハラスメントの現状や影響、職場におけるコミュニケーションの重要性について講演しました。参加者は、ハラスメント防止への意識向上を図りました。

第2回は「個性を伸ばして生きる」をテーマに、映画コメンテーターの大橋広宣氏が障害者当事者の視点から講演。お互いを尊重し、個性を伸ばすことの大切さを訴えました。参加者は、障害者への理解を深めました。

第3回は「救えたはずの命から託された願いを叶えるために～出会いで未来が変わる・変えられる～」をテーマに、スクールカウンセラー/保護司の安永智美氏が、自身の経験に基づき、子どもを取り巻く問題や未来を守るための重要性について講演しました。参加者は、子どもの命と未来を守るための意識を高めました。

各セミナーでは、参加者アンケートで高い評価を得ており、人権問題への理解を深める機会として大きな成果を収めました。