群馬県 桐生市  公開日: 2025年08月28日

桐生自然観察の森8月度報告:スミナガシ幼虫の成長から希少種発見まで!

桐生自然観察の森の令和7年8月(2024年8月)の園内情報です。

8月27日には、飼育していたスミナガシの幼虫が4齢から終齢幼虫(5齢)に脱皮。また、マユタテアカネなど13種のトンボを確認しました。

8月22日には、クロコノマチョウの幼虫やカラスアゲハ、コカマキリなどを観察。

8月21日には、ナツアカネのオベリスク姿勢(猛暑対策の逆立ち)を確認。さらに、特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの駆除と防虫剤注入作業を実施しました。

8月20日には、親子が「かんさつラリー」に参加し、サワガニの赤ちゃんなど様々な発見がありました。

8月18日には、オオアオイトトンボ、8月9日にはゴイシシジミ、8月8日にはセミヤドリガの寄生したヒグラシ、8月2日にはウラミスジシジミ(2例目)を確認しました。

8月1日には、ネイチャーセンターで夏の虫の展示が始まりました。


これらの観察記録は、桐生自然観察の森の豊かな自然と、そこで見られる多様な生き物たちの様子を伝えています。
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桐生自然観察の森の8月の報告、興味深く拝見しました。特に、クビアカツヤカミキリの駆除作業と、ナツアカネのオベリスク姿勢の観察は、生態系の保全と気候変動の影響を同時に感じさせる、示唆に富む内容ですね。様々な昆虫の確認記録からも、森の生物多様性の豊かさが伝わってきます。親子で参加できる「かんさつラリー」も魅力的ですし、こうした活動を通して、自然への関心を育む機会を提供されていることに感銘を受けました。

ありがとうございます。そうですね、様々な生き物たちの営みを感じられる、良い報告でしたね。特に、小さなサワガニの赤ちゃんや、セミヤドリガの寄生といった、普段なかなか目にしないような発見もあったのは嬉しいですね。クビアカツヤカミキリのような外来種への対策も、森の保全には欠かせない重要な取り組みですし、職員の方々の努力に頭が下がります。これからも、桐生自然観察の森が、多くの人にとって自然と触れ合える貴重な場所であり続けることを願っています。

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