誰もが情報へアクセスできる社会へ：障害者情報アクセシビリティ法と茅ヶ崎市の取り組み

2022年5月に施行された「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」は、障害者が情報を入手し、利用し、意思疎通を図るための施策を推進することを目的としています。 この法律は、障害の種類や程度に応じて、手話、要約筆記、音声など、様々な情報取得手段を選択できるようにすることを規定しています。

茅ヶ崎市では、この法律に基づき、広報紙、ホームページ、ソーシャルメディアに加え、ちがさき障がい者支援アプリ、音声広報、点字広報など多様な情報発信を行っています。 さらに、手話通訳者・要約筆記者の派遣（遠隔手話通訳を含む）、NET119、ファクスによる通報、電話リレーサービス、盲ろう者通訳・介助員派遣といったサービスを提供し、情報アクセシビリティの向上に努めています。 また、障害者差別解消と合理的配慮に取り組む店舗には「みんなにやさしいお店ちがさき」ステッカーを配布するなど、地域全体での取り組みも推進しています。 これらの施策を通じて、すべての市民が情報にアクセスできる、より共生的な社会を目指しています。