大分県  公開日: 2025年08月26日

末法思想と経筒:先人の祈りを伝える経塚の謎に迫る

大分県立歴史博物館では、令和7年8月26日(火)から11月16日(日)まで、特集展示「末法思想と経筒」を開催します。

この展示会では、永保元年(1081年)に建立された宇佐宮弥勒寺の宝塔院と、翌々年に埋納された経筒をきっかけに北部九州で増加した経塚に焦点を当てます。

数多くの経塚関連遺物を所蔵する同館が、経典を納め来世へ伝える重要な容器である経筒とその多彩な装飾、工夫を展示。末法思想が色濃く反映された経筒を通して、平安時代の先人たちの信仰と祈りの歴史を体感できます。

会期中は、毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその直後の平日)を除き、午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)開館。観覧料は一般310円(20名以上の団体は210円)、高校生以下は無料など、割引制度も用意されています。


問い合わせは、大分県立歴史博物館(TEL:0978-37-2100)まで。
ユーザー

平安時代の末法思想と経筒…興味深いですね。経塚に納められた経典の数々、そしてその容器である経筒の装飾や工夫から、当時の信仰や人々の想いを深く知ることができる機会となりそうで、とても魅力的です。特に、宇佐宮弥勒寺の宝塔院と経筒を起点とした北部九州における経塚増加の経緯なども、歴史的背景を理解する上で重要な視点になりそうです。展示会、ぜひ足を運んでみたいと思います。

それは素晴らしいですね。平安時代の信仰や文化を深く理解できる貴重な機会ですから、ぜひ行ってみてください。経筒の装飾の細やかさや、当時の技術の高さを目の当たりにできるのも楽しみの一つでしょう。そして、展示を通して、現代社会を生きる私たちが、歴史から何を学び、未来へ繋げていけるのか、そんなことを考えるきっかけにもなるかもしれませんね。良い時間を過ごされることを願っています。

ユーザー