時を超え、イタリアへ！中学生が見た歴史と温かさの旅

南島原市から選抜された4名の中学生が、令和7年10月、令和遣欧少年使節団としてイタリアへ10日間派遣されました。

この事業は、1582年の天正遣欧少年使節の偉業を顕彰し、郷土への誇りとグローバル人材育成を目指すものです。

派遣された中学生たちは、イタリア各地でホームステイを体験し、ホストファミリーとの交流を通じて温かい人情に触れました。また、キエーティの自然史博物館や国立考古学博物館では、イタリアの豊かな歴史と文化に驚嘆。アレッサンドロ・ヴァリニャーノの出身地を訪れ、ゆかりの地で自身の故郷の名前を見つけ不思議な感動を覚えました。

ローマでは、コロッセオやバチカン市国などを巡り、その壮大なスケールと歴史に圧倒されました。フィレンツェでは、ヴァリニャーノの子孫に案内され、ウフィツィ美術館で名画を鑑賞。

この派遣を通して、参加した中学生たちは日本とイタリアの繋がり、歴史、文化、そして人々の温かさを肌で感じました。今後は、この貴重な経験を地域に伝え、故郷への貢献に繋げていきたいと語っています。