玉村町の「ごみ」はどうなる？ 驚きの処理方法とリサイクル率を徹底解説！

玉村町では、町内約720ヶ所のもえるゴミステーションから「もやすごみ」を、約660ヶ所のもえないごみステーションから「しげんごみ・もえないごみ」を収集しています。粗大ごみはクリーンセンターへ直接搬入、事業系可燃ごみも許可業者や事業者自身が搬入しています。

令和6年度のごみ総搬出量は12,306トンで、年々減少傾向にあります。一人当たりの年間ごみ排出量は346kgですが、全国平均より多いのが現状です。可燃ごみの約7割は紙・布類と生ごみで、リサイクル可能なものも含まれています。

収集されたごみはクリーンセンターで焼却・リサイクルされます。可燃性粗大ごみの木製家具などは発電燃料に、ビン・缶は色や素材別に分別され、紙類やペットボトル、古着などもリサイクル業者へ売却。金属類や小型家電、充電池も有価物として分別・処理されます。

リサイクル量は年々増加しており、令和5年度は1,510.5トンに達しました。しかし、焼却残渣や不燃物残渣は町外の最終処分場で埋め立て処分されています。

ごみ処理には年間約6億円もの費用がかかります。未来のために、ごみの減量とリサイクルへの協力が呼びかけられています。