【給与・労働時間・雇用】最新の統計データで見る！令和7年10月の動向は？

令和7年10月の毎月勤労統計調査地方調査結果によると、常用労働者1人平均月間現金給与総額は、規模5人以上で249,844円となり、前年同月比1.2%増加しました。特に規模30人以上では3.6%増と、より顕著な伸びが見られました。

一方、労働時間については、規模5人以上では144.4時間で1.5%減少しましたが、規模30人以上では154.7時間と1.3%増加しました。所定外労働時間は、規模5人以上で12.0%減、規模30人以上で2.4%減と、いずれも減少傾向です。

雇用面では、月末常用労働者数は規模5人以上で0.8%増、規模30人以上で0.2%増と、雇用は増加しています。パートタイム労働者比率は29.0%（規模5人以上）でした。

就業形態別では、一般労働者の現金給与総額は310,514円（規模5人以上）であるのに対し、パートタイム労働者は102,367円（規模5人以上）となっており、大きな差が見られます。