アルツハイマー病の新薬「レケンビ」とは？治療対象者と注意点を解説！

2025年1月に施行された認知症基本法に基づき、アルツハイマー病の新薬に関する情報が更新されました。

レカネマブ（レケンビ®）やドナネマブ（ケサンラ®）は、アルツハイマー病の原因に作用し、進行を抑制する国内承認薬です。

対象は、アルツハイマー病による軽度認知障害または軽度認知症のかたで、検査により脳にアミロイドβの蓄積が確認された場合に限ります。これらの薬は認知機能障害の悪化を抑制する効果が報告されています。

副作用として、初期に頭痛、発熱、吐き気などが現れることや、数か月以内に脳腫れや出血のリスクが報告されています。そのため、初回投与は注意深い観察が可能な医療機関で行われます。

治療を受けるには、まず新薬相談医療機関への相談が必要です。検査結果によっては治療対象とならない場合もあります。