東京都 目黒区  公開日: 2025年08月25日

目黒区文教・子ども委員会:令和5~7年度の教育・保育施策の取り組みと課題

目黒区文教・子ども委員会では、令和5年度から7年度にかけて、教育・保育に関する様々な議題を審議しました。

主な内容としては、以下の通りです。

* **学校施設の整備・改修**: 目黒南中学校、目黒西中学校の新校舎建設、既存学校の改修、屋内プール等の修繕など、学校施設の整備・改修に関する議論が多数を占めました。 陳情では、新校舎建設の工期延長に関する説明不足や、生徒の通学負担軽減策などが求められました。

* **保育所の整備・運営**: 保育所等の入所待機児童問題、民営化に伴う保育サービスの質の維持、保育士の配置基準、給食費負担軽減策などが議題となりました。 民営化による保育サービスの格差是正に関する陳情もありました。

* **子どもを取り巻く環境**: 熱中症対策、不登校対策、いじめ対策、ヤングケアラー支援、子どもの居場所づくり、学習用情報端末(GIGAシステム)の更新など、子どもを取り巻く環境整備に関する取り組みが報告されました。 また、学習者の声の教育政策への反映を求める陳情もありました。

* **その他**: 奨学金貸付金の債権放棄、学校評価アンケート結果、体力・運動能力調査結果、子ども総合計画改定など、様々な報告事項が審議されました。 施設の臨時休館や事故報告なども含まれています。

委員会では、陳情審査や議案審査も行われ、教育・保育の質向上、子どもたちの健やかな成長を支援するための施策が検討されました。 多くの議題は、学校や保育施設の整備、運営、そして子どもを取り巻く環境の改善に焦点を当てています。
ユーザー

目黒区の教育・保育に関する委員会の審議内容、拝見しました。特に印象的だったのは、新校舎建設における工期延長の説明不足や、保育サービスの質の維持に関する課題です。将来を担う子どもたちにとって、教育環境の整備は不可欠であり、透明性と質の担保が重要だと感じます。民営化による格差是正への取り組みについても、継続的なモニタリングが必要なのではないでしょうか。 また、ヤングケアラー支援など、目に見えにくい課題にもしっかりと向き合っている点に、区の姿勢の真摯さを感じました。

ご指摘の通りですね。特に新校舎建設の件は、説明不足による住民の不安や、生徒の通学負担軽減策の必要性といった、現場の声を丁寧に拾い上げていくことが重要だと考えます。保育サービスの質の維持に関しても、民営化による格差是正は喫緊の課題であり、継続的な検証と改善が必要です。ヤングケアラー支援についても、行政としてできる限りの支援体制を構築し、子どもたちが安心して生活できる環境づくりに尽力していきたいと思っています。ご意見、大変参考になりました。ありがとうございます。

ユーザー