【速報】岡山県で鳥インフルエンザ発生！約43万羽の採卵鶏に影響、防疫措置進む

令和7年12月20日、岡山県津山市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生しました。
農林水産省の発表によると、採卵鶏約43万羽が飼養されており、岡山県は対策本部を設置。
家きんの殺処分、移動・搬出制限区域の設定、農場周辺の消毒といった防疫措置が進められています。

高病原性鳥インフルエンザは鳥類に感染する致死率の高い病気で、養鶏農家へ大きな影響を与えます。
感染が疑われる場合、関連農場からの家きんや卵の移動は自粛され、市場に出回ることはありません。
また、国内では、家きん肉や卵を食べて鳥インフルエンザウイルスに感染した事例は報告されていません。

予防策として、家きん飼養者には、野生動物の侵入防止、農場内の清掃・整理整頓、車両や人の消毒、家きんの健康観察、消石灰散布による消毒の徹底などが呼びかけられています。
家きんに異常が見られた場合は、速やかに家畜保健衛生所等へ通報が必要です。

市民の皆様へは、渡り鳥への餌やり自粛が要請されています。
野鳥の死骸を発見した際は、指定された連絡先への通報や、直接触れない対応が求められています。