高齢者施設で結核集団発生　県民へ注意喚起と感染対策徹底を呼びかけ

宮崎県は、都城市の高齢者施設で結核の集団感染が発生したことを発表しました。

この集団感染では、施設関係者を含む8人の発病者と7人の感染者が確認されました。現在、発病者および感染者は適切な治療を受けており、施設では感染拡大防止策が講じられています。

県は、この情報提供を通じて県民への結核に関する啓発と、集団生活における感染対策の徹底を呼びかけています。結核は過去の病気ではなく、毎年国内で1万人以上が発症しています。長引く咳などの症状がある場合は、早期の受診と年1回の胸部レントゲン検査が推奨されています。

報道機関に対し、患者のプライバシーへの十分な配慮も求めています。