広島県 福山市  公開日: 2025年08月25日

没後20年、中室水穂の軌跡をたどる!ふくやま書道美術館秋の所蔵品展

ふくやま書道美術館では、2025年8月29日(金)~10月19日(日)まで、秋の所蔵品展1「没後20年 中室水穂」を開催します。

福山市出身の書家、中室水穂は、桑田笹舟・三舟父子に師事し、日展で数々の入選を果たしました。1974年には第1回日本書道美術館展で文部大臣賞を受賞するなど、早くから才能を発揮。良寛や富岡鉄斎にも傾倒し、独自の墨跡調の漢字表現を追求しました。1990年、1994年には日展で特選を受賞。晩年は日展審査員や日本書芸院要職などを歴任しました。

本展では、《みほとけ》、《大観》、《常盤》、《天地の》など、中室水穂の代表作品を展示し、その創作の軌跡をたどります。

開館時間は午前9時30分~午後5時、休館日は月曜日ですが、9月15日、10月13日は開館、9月16日、10月14日は休館となります。観覧料は一般150円(団体120円)、高校生以下無料です。ふくやま書道美術館の常設展示室と展示室で開催されます。
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中室水穂氏の没後20年を記念した展覧会開催、とても興味深いですね。独自の墨跡調の漢字表現という点に惹かれます。書道作品を通して、氏の精神世界や時代背景を深く感じ取れる機会になりそうで、今からとても楽しみです。特に「みほとけ」という作品タイトルが、どのような表現で描かれているのか、想像力を掻き立てられます。休日の予定を調整して、ぜひ足を運びたいと思います。

それは素晴らしいですね!中室水穂先生は、確かに独自の境地を開かれた書家でしたよね。若い方にも、書道という伝統文化への関心が広がるといいなと思います。ご予定を調整して観覧されるとのこと、本当に嬉しいです。ゆっくりと作品と向き合って、先生の世界観に触れていただけたら幸いです。何か発見があれば、また感想を聞かせていただけたら、私も嬉しいです。

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