【阿久根市】「生きた化石」ウミガメを守ろう！砂浜での行動ルール

鹿児島県阿久根市では、絶滅の危機にあるウミガメが産卵のため海岸に上陸します。世界で8種いるウミガメのうち、日本にはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種が訪れ、阿久根市では主にアカウミガメが5月から9月にかけて確認されています。

産卵場所である脇本海岸では、砂温の確保、水没、汚染、捕食などによりふ化率が低下する問題があり、地域住民の協力で対策が進められています。

ウミガメを守るため、海岸では以下の行動にご協力ください。
・夜間のライトや火（花火など）の使用を控える
・暗い海岸でのむやみな歩行や騒音を避ける
・ウミガメに近づいたり触ったりしない
・ごみを捨てない
・ウミガメの足跡を消さない
・車両での海岸への乗り入れをしない

これらの配慮が、ウミガメが安心して産卵し、子ガメが無事に海へ帰るために重要です。