災害で心が疲れたら？ 専門家が教える「節目」の乗り越え方と相談先

突然の災害で大切なものを失うと、眠れない、イライラする、不安が強いなどの心身の変化が起こります。これらは時間の経過とともに回復することが多いですが、一人で抱え込まず、周囲と話し合うことが大切です。症状が長引く場合は、相談窓口や医療機関に相談しましょう。

特に、災害から1年、10年といった「節目」には、感情が大きく揺れ動く「節目反応」が起こりやすいです。これは誰にでも起こりうることと理解し、自分の心と体の変化に注意を払いましょう。震災関連の報道が増える時期でもあるため、映像などにも気を配ることが推奨されます。

節目を迎えるにあたっては、事前に計画を立て、旅行などで非日常を過ごしたり、支えてくれる人とゆっくり過ごしたりするのも良い方法です。子どもには「安心・安全・睡眠」が特に重要で、安心できる日常を整えることが大切です。

また、SNSを活用した相談事業も紹介されており、悩みを抱えている場合は各相談窓口の活用も検討しましょう。