子どもたちの「笑顔」を支える、福岡市の心理職のリアル！やりがいと日々の奮闘

福岡市では、こども未来局や福祉局、区役所などで、子どもや障がい者、保護者への心理検査、面接、心理診断、相談・指導業務を行う行政事務（心理）職を募集しています。

入庁した心理職の職員は、「子どもだけでなく、家族全体をサポートできる点に魅力を感じた」と語ります。福岡市では心理職の職員が多く、上司や先輩が親身に相談に乗ってくれるため、安心して業務を習得できる環境です。

現在の業務では、子どもの話を丁寧に聴き、発達検査や心理検査を通じて心理的支援を行います。子どもが安心して生活できる環境を整えるため、保護者や関係機関と連携しながらサポートしています。

業務のやりがいについては、「不安や警戒心の強い子どもと誠実に関わり続けることで、信頼を得られた時に大きな喜びを感じる」とのことです。

一日のスケジュール例としては、午前中に家庭訪問や学校訪問での面接・心理検査、午後に関係機関との協議（ケースカンファレンス）などがあります。

職場の雰囲気は和気あいあいとしており、ペアを組んで業務を行うことも多いため、日頃から気軽に相談し合える安心感があります。

仕事を通じて、子どもたちが大人が想像する以上に多くのことを考えながら日々を過ごしていることを発見し、励まされることもあるそうです。

一方で、課題の改善には根気強さが必要であり、うまくいかないことも多いですが、職員同士が支え合いながら業務に取り組んでいます。

今後は、心理士としての知見をさらに深め、より良い支援に繋げていきたいと考えているとのことです。

休日は、福岡市ならではの食材を活かした自炊や、自然豊かな場所でのんびり過ごすことを楽しんでいます。

最後に、福岡市職員を目指す方へ、「市民生活のために何ができるかを考え続ける仕事です。子どもたちの笑顔を守るために、一緒に考えていきませんか？」とメッセージを送っています。