食卓から広がる笑顔！長井子ども食堂「あずま～る」の食育体験

長井市では、市民の心身の健康と豊かな人間性を育むため、食育を推進しています。
「ながい食育通信」では、食に関する様々な活動を紹介。今回は、子どもたちの食と居場所づくりを支援する「長井子ども食堂あずま～る『キッズ』」に焦点を当てました。

2019年に設立された同食堂は、毎月第4土曜日に豊田コミュニティーセンターで、市内の幼児・小中学生に季節の食事を提供。収穫体験や学習支援も行っています。
企業と協力したフードドライブでは、寄付された食品を有効活用し、食育と環境問題解決に貢献。

代表の眞木悦子氏は、参加者の年齢や食育を考慮した献立作成、寄付者への感謝を伝える工夫、地産地消の推進について語りました。
七夕やクリスマスの特別メニュー、配膳のお手伝いなどを通して、食への関心や協力の大切さを育んでいます。

野菜嫌いの子どもたちには、味付けの工夫や具だくさんの味噌汁で食べやすさを追求。
サツマイモの収穫体験では、食材が食卓に届くまでの過程を学び、感謝の気持ちを育む機会となっています。

同食堂は、安心安全な地元食材や伝統料理を提供することで、子どもたちが郷土に親しみ、食への興味を深めることを目指しています。
市民や企業の寄付が運営を支え、「地域みんなで子育て」の温かさを実感しています。