国内初！琉球貿易の証「東奥武沖遺跡」が登録記念物に！

国の文化審議会は、「東奥武沖遺跡」を登録記念物（遺跡関係）に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
これは国内初の水中遺跡の登録となります。

東奥武沖遺跡は、久米島の沖合にあり、14世紀末から15世紀初頭にかけての中国産陶磁器が多数見つかっています。
これらの陶磁器は、当時の琉球と明との朝貢貿易が盛んだった時期の証拠とされています。

また、船舶が座礁・沈没し、積荷が散らばったと考えられており、水中遺跡の形成過程を理解する上でも重要です。
登録記念物は、将来的な消滅の可能性がある文化財を保護するための制度です。