飯田市長、物価高騰対策に注力！地域自治・消防団・文化遺産・高校ラグビーにも言及

令和7年飯田市議会第4回定例会が閉会し、市長は補正予算案など諸案件の審議・決定への感謝を述べました。
物価高騰対策として、速やかに実施すべき事業を補正予算に計上したほか、食料品価格高騰対策など、早期の予算化に向け検討を進めています。年明けには臨時議会を招集し、追加の補正予算案を提案する予定です。

地域自治については、市民・市の役割、地域自治組織の持続性などが議論され、市民主体の協働によるまちづくりが重要であると共有されました。竹林整備の取り組みでは、学生や企業との連携が広がり、新たな関係づくりや担い手創出のヒントが得られたとのことです。

消防団については、定員削減、活動可能年齢の見直し、休団制度などが議論され、今後は支援団員のあり方など多様な可能性を探りながら、消防団員の確保と安全な活動環境の整備に努めるとのことです。

また、市長は新盆見舞いの件で市民に心配をかけたことを謝罪し、今後は公職選挙法上の疑義を考慮し、新盆参りを控える意向を示しました。

令和7年の市政の進展として、飯田マイクログリッド運用開始、青崩峠道路トンネル本坑完成、道の駅「遠山郷」グランドオープン、遠山の霜月祭がユネスコ無形文化遺産提案案件に決定したことなどが挙げられました。

さらに、飯田高校が2年連続で全国高校ラグビー大会に出場することに触れ、飯田魂を示す戦いを期待すると述べました。
最後に、議員各位、市民への感謝を述べ、来年も全力で市政運営に当たることを誓いました。