多摩市、不登校児童・生徒を多角的に支援！多様な学びの場と相談窓口を充実

多摩市は、不登校の児童・生徒に対し、心理的・情緒的・身体的・社会的な要因に配慮した多様な支援策を展開しています。

令和2年度に策定された「不登校総合対策」は、令和7年度に第2次改訂され、学校中心の「魅力ある育ちの場」を目指しています。

主な支援として、「ゆうかり教室」では個々の状況に合わせた学習指導や集団活動で情緒の安定を図り、学校生活への復帰を支援します。また、オンライン上の「多摩市フレキシスクールOnline」では、3D仮想空間を活用した学習支援や交流の場を提供。東愛宕中学校には「チャレンジクラスあたごSpace」が開設され、ゆとりのある生活時程で支援を行います。各学校では校内別室での学習も可能で、オンライン学習ソフトも利用できます。さらに、「子どもパートナー事業」では、ピアフレンドが家庭訪問し、相談相手や遊び相手として生活時間の正常化を支援します。

将来的な「学びの多様化学校」の開設も検討されており、不登校生徒の社会的自立を促進します。

相談先としては、多摩市教育センター、多摩市こども家庭センター、国・東京都のSNS相談窓口、TOKYO多様な学びの場・居場所ナビなどが利用できます。