【湯沢市】障害者支援施設で虐待発生、市が謝罪と再発防止策を発表

湯沢市は、運営する障害者支援施設「皆瀬更生園」で発生した虐待事案について、利用者の食べ物を食べた他の利用者を支援職員が強い口調で叱責し、頬を叩いた「身体的虐待」と、普段からの言葉遣いや威圧的な態度による「心理的虐待」を認定したと発表しました。

さらに、園内で虐待を把握していた担当責任者が事態の拡大を恐れて園長への報告を遅らせたため、市への通報も遅れたことが判明しました。

市は、被害を受けた利用者と家族に謝罪し、今後、全職員の虐待行為に対する意識向上、外部アドバイザーによる研修、第三者委員を含むチェック体制の見直しなど、再発防止策を徹底するとしています。