【迷ったらココ！】救急医療、賢く使い分ける３つのステップ

救急医療は、県が定める医療計画に基づき、患者さんの「重症度」と「緊急度」に応じて3つの段階に分けられています。

まず、入院の必要がなく、外来で対応できる場合は「初期救急医療」です。休日や夜間でも、かかりつけ医がいればまず相談し、休日当番医や夜間急患診療所を受診しましょう。

次に、入院や手術が必要な重症患者さんに対応するのが「二次救急医療」です。生命の危険はなくても、入院・手術が必要な場合に受診します。かかりつけ医からの紹介や救急車で搬送されるのが一般的です。紹介状がない場合や緊急性が低いと判断された場合、「選定療養費」が発生することもあります。

最後に、一刻を争う重篤な患者さんに対応するのは「三次救急医療」です。主に二次救急医療機関からの転送や救急車で搬送され、「救命救急センター」が対応します。

救急医療の受診に迷ったら、「とちまる救急安心電話相談」も活用できます。状況に合わせて適切な医療機関を受診しましょう。