マダニ注意報！感染症予防のための徹底ガイド

春から秋にかけて活動が活発になるマダニは、重症熱性血小板減少症候群（SFTS）や日本紅斑熱などの感染症を媒介します。福島県内ではまだ患者発生報告はありませんが、国内外で感染拡大の傾向が見られるため注意が必要です。ペットへの寄生にも注意しましょう。

予防策は、マダニにかまれないことです。外出前には、長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を最小限に。明るい色の服でマダニを見つけやすくし、虫よけ剤をこまめに使用しましょう。帰宅後は、外で着用した服を家に入れないこと、入浴してダニの有無を確認することが重要です。特に、わきの下、足の付け根などによく確認してください。

吸血中のマダニを発見したら、自分で取らずに医療機関を受診しましょう。マダニにかまれた後、発熱などの症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。