【緊急提言】医療・介護崩壊の危機！山形市議会、処遇改善と報酬大幅引き上げを国に強く要望

山形市議会は、医療・介護分野における深刻な人手不足と経営難に着目し、国に対し以下の2点を強く要望する意見書を可決しました。

1. 2026年度の診療報酬・介護報酬等の改定において、ケア労働者の賃上げ・人員増に繋がる大幅な引き上げを実施すること。また、2025年度中に全額公費による財政支援を行うことです。
2. 診療報酬改定を、社会情勢の変化に即応できる随時の制度に見直すことです。

政府は賃上げ策を実施したものの、医療・介護分野と他産業との賃金格差は解消されておらず、人材確保・定着が困難な状況です。物価高騰により、公定価格で運営される医療・介護施設は経営難に陥り、倒産・閉鎖の危機も懸念されています。この状況を改善し、安全・安心な医療・介護提供体制を守るため、山形市議会は早急な対応を求めています。