武蔵野市、1人1台タブレット導入から休刊までの軌跡：学びの進化と情報モラル教育の歩み

武蔵野市は、令和3年度から市立小中学校に一人一台の学習者用コンピュータ（タブレット型パソコン）を導入しました。

「学習者用コンピュータ通信」は、この導入から休刊（令和7年12月）まで、タブレット活用による「新たな学び」の基盤となる「教育クラウド」、使用するサービスやアプリケーション、授業での活用事例、家庭での充電・通信環境への協力依頼、Q&Aなどを発信してきました。

特に、デジタル・シティズンシップ教育の推進や情報モラルの育成に力を入れ、疑似SNS運営や親子でのICTとの関わり方、情報流出の怖さなどを伝える実践を紹介。また、学習者用コンピュータの適切な使い方、パスワード管理、故障時の対応、卒業後の継続使用についても案内しました。

最終号では、今後の活用指針を示し、学校・家庭・地域・関係機関の役割を再確認。家庭での約束作りや生成AIの効果的な活用についても触れ、全40号＋特別号をもって休刊となりました。