AIカメラが街を変える！富山市の人流データでわかる「まち」の未来

富山市では、富山駅周辺や中心商店街に設置したAIカメラで、通行量や性別・年代といった人流データを計測・公開しています。

AIカメラは、映像を記録せず統計情報のみを抽出・分析するため、個人を特定することなく安全にデータを取得できます。この人流データは、商業者のマーケティングやイベントの効果検証、施設の利用状況分析など、地域経済の活性化に活用されます。

また、まちのにぎわい状況を継続的に測定し、社会実験の効果検証や交通事業者の需要予測にも役立ちます。さらに、市民も混雑情報を把握して移動をスムーズにしたり、外出機会の増加につながるイベント企画の参考にしたりできます。

データは誰でも利用・改変可能ですが、利用上の注意点もあります。今後、データ活用の具体例などを紹介する予定です。