断水時も安心！高槻市に「貯水機能付き給水管」誕生！

高槻市水道部庁舎敷地内に、災害時の水道水確保を目的とした「貯水機能付給水管」が大阪府内で初めて設置されました。

この給水管は、一部が球状の貯水タンクになっており、平常時は水道水が循環しています。大きな地震などで断水した場合でも、タンクに貯留された水を給水でき、給水車からの追加充水も可能です。

これにより、被災直後でも飲用水の応急給水が可能になり、組立式貯水槽の設置が不要となるため、応急給水がスムーズに行えます。

平成30年大阪府北部地震の経験や、今後の南海トラフ巨大地震などの発生予測を踏まえ、耐震化に時間を要する避難所（市内小中学校）への整備が今後進められます。令和8年度から12年度にかけて、複数の小中学校に設置が予定されており、地域住民との協力のもと、効率的な運用を目指します。