花巻市議会、新図書館設計業者決定！企業誘致や球場命名権、病院再生など、多岐にわたる行政報告

令和7年12月8日、花巻市議会定例会にて、上田市長から行政報告が行われました。

新花巻図書館の基本・実施設計業務委託について、専門家による選定委員会の審査を経て、優先交渉権者として昭和設計・tデ・山田紗子建築設計事務所共同企業体、次点者として西澤・畝森設計共同企業体が選定されました。

企業立地については、半導体製造装置部品の特殊溶接・精密加工を行う株式会社マツムラが花南産業団地に新工場を整備することを決定。また、住友商事株式会社は東宮野目地内に物流施設「SOSiLA花巻」を建設予定です。

花巻球場の愛称が「JALスタジアム花巻」に決定し、日本航空株式会社との連携による地域活性化が期待されます。

総合花巻病院の事業再生支援では、社員・理事の選任が進み、ガバナンス強化が図られています。国の「医療・介護等支援パッケージ」活用に向けた情報交換も行われています。

オーストリア・ベルンドルフ市との友好都市提携60周年記念訪問では、市民ツアーが実施され、両市の交流深化が確認されました。

市役所の開庁時間は、職員の働き方改革のため、令和8年1月23日から午前9時～午後4時30分に短縮されます。コンビニ交付やオンライン申請の周知、セルフ申請機器設置などで市民サービスの低下を防ぎます。

タイからの団体旅行誘客のため、仙台空港と結ぶ直行便の就航を受け、貸切バスツアー支援補助金が拡充されます。

国への要望活動では、子どもの医療費無償化、学校給食費無償化、ツキノワグマ出没対策強化などが実施されました。

「いわての地域づくり・道づくりを考える大会」が開催され、決議書提出活動も行われました。