釧路市が「選ばれる」まちへ！ブランド化で描く未来とは？

釧路市は、「KUSHIRO BRANDING PROJECT」を通じて、ふるさと納税、観光、リモートワーク、長期滞在、移住といった多様な関わり方を統合し、地域全体のブランド化を目指しています。

このプロジェクトの根幹には、「なぜ、いま、釧路市をブランド化するのか？」という問いがあります。富良野市がドラマを通じて「ラベンダー畑」という世界観を築き、多くの人々を魅了・誘致した事例のように、釧路市でも、人々の心に深く刻まれる「オーガニックイメージ」の醸成が不可欠だと考えています。

これまでの誘致活動は、直接的な働きかけである「誘導的イメージ」が中心でしたが、今後は、長年の情報接触によって形成される「オーガニックイメージ」の構築に注力します。これは、認知度や居住意欲度を向上させ、全国レベルでの競争力を高めるために必要不可欠です。

「選ばれる」まちを目指すことは、ふるさと納税、観光、移住といったあらゆる側面で重要です。返礼品や価格だけでなく、「釧路市だから」という理由で選ばれる状況を作り出すことで、安定した関係人口の獲得と、持続可能な地域づくりを目指します。