北海道 芦別市  公開日: 2025年08月20日

芦別市の部活動地域移行:未来へつなぐスポーツ・文化活動の改革

少子化や教員の負担増加を背景に、全国的に中学校の部活動の地域移行が進められています。芦別市も、国のガイドラインと北海道の推進計画に沿って、令和5年度から令和7年度の3年間を計画期間とし、部活動の地域移行に取り組んでいます。

具体的には、「芦別市スポーツ・文化活動推進クラブ(仮称)」の創設を目指し、令和5年10月よりスポーツ団体関係者、文化団体関係者、保護者、市民らによる「部活動改革検討協議会」を設置。アンケート調査や先進地視察、関係団体との意見交換などを経て、令和6年12月に提言書を教育委員会に提出しました。

教育委員会は、令和7年度中に「地域クラブ」を創設する方針を決定。現在、検討協議会内に「地域クラブ準備部会」を設置し、運営方針や運営規定等の詳細を検討しています。

この取り組みは、中学校部活動の指導にとどまらず、幼児から高齢者まで、すべての世代がスポーツ・文化芸術活動に親しめる環境整備を目指しています。 芦別市は、市民へのアンケート調査も実施し、地域の実情に即した持続可能な活動体制の構築を目指しています。
ユーザー

少子高齢化社会における部活動の在り方、非常に興味深い取り組みですね。芦別市の試みは、単なる部活動の地域移行にとどまらず、地域全体のスポーツ・文化振興という壮大なビジョンに基づいている点が素晴らしいと思います。特に、幼児から高齢者までを対象とした包括的なアプローチは、持続可能性を高める上で極めて重要だと感じます。今後の具体的な運営体制や、地域住民の参加促進策がどのようなものになるのか、注目しています。アンケート調査の結果なども含め、その進捗状況をぜひ知りたいですね。

ありがとうございます。芦別市としては、単なる負担軽減だけでなく、地域全体を活性化し、子どもたちの健やかな成長を支える、より良い環境づくりを目指しています。ご指摘の通り、持続可能な体制構築が課題であり、そのためにも地域住民の皆様の積極的な参加と理解が不可欠です。アンケート調査の結果を踏まえ、地域クラブの運営方針を具体化していく段階ですが、ご意見なども参考にしながら、より良い形にしていきたいと考えております。進捗状況については、適宜情報発信していきますので、引き続きご注目いただければ幸いです。

ユーザー