【要注意】春に咲くオレンジ色の花、実は「ナガミヒナゲシ」！生態系への影響と正しい駆除方法

春から初夏にかけて道端などで見かける、オレンジ色の花を咲かせるナガミヒナゲシは、ヨーロッパ原産の外来植物です。

繁殖力が非常に強く、他の植物の生育を妨げるため、埼玉県では今後注目すべき外来植物として指定されています。

また、茎から出る液に触れるとかぶれることがあるため注意が必要です。

ナガミヒナゲシが繁殖すると、生態系に影響を与えるため、駆除への協力が求められています。

駆除の最適な時期は、開花前の冬期で、ロゼット葉が広がっている頃です。

種ができてしまった場合は、飛散しないように注意しましょう。

駆除の方法は、種が飛ばないように抜き取るか、地上近くで刈り取ります。その後、ビニール袋に密封し、燃えるごみとして処分してください。

作業の際は、肌に直接触れないよう手袋や長袖を着用してください。