画家・谷内六郎の「いくらでもスープ」が給食に！横須賀の子どもたちに届けられる特別な味

横須賀市では、地元にゆかりのある画家・谷内六郎の誕生日（12月2日）に合わせ、今年も市立小中学校の給食で谷内にちなんだメニューが提供されます。今年で4回目の実施となるこの取り組みは、谷内六郎の作品をより多くの児童生徒に知ってもらうことを目的としています。

提供されるのは、谷内が家族のために作っていた得意料理「いくらでもスープ」です。このスープは、肉と野菜をバターで炒め牛乳で煮込んだもので、美味しさから「いくらでもスープ」と名付けられました。横須賀市の学校食育課が、そのエピソードと谷内作品《霧のミルクも来てた》をイメージして考案しました。

中学校では、「いくらでもスープ」に加えて、作品《リボンについてくる蝶》をイメージした「菜の花サラダ」も提供されます。

また、今年度は横須賀美術館の休館に伴い、各学校へ『谷内六郎コレクション120』が寄贈され、学校図書館で谷内作品に触れる機会が設けられています。給食時間には、谷内六郎やメニューに関する紹介動画も放送される予定です。