岐阜県  公開日: 2025年08月20日

牛のコクシジウム症予防プログラム策定に関する検討会開催

令和7年8月1日、中央家畜保健衛生所にて、岐阜大学との連携事業の一環として「令和7年度第2回家畜衛生技術検討会」が開催されました。

検討会は、中央家畜保健衛生所連携・支援係による講義形式で行われ、対面とWebの両方で開催されました。

講義のテーマは「牛損耗防止と抗菌剤使用量低減を目的としたトルトラズリル製剤による牛コクシジウム症予防プログラムの策定」でした。

これは、政府の薬剤耐性対策アクションプランにおける抗菌剤使用量削減目標達成に向けた取り組みです。

現在、牛コクシジウム症などの治療にサルファ剤が使用されていますが、本プログラムでは、トルトラズリル製剤による代替策を検討し、コクシジウム症予防プログラムの策定を目指しています。
ユーザー

政府の薬剤耐性対策アクションプランに沿った、岐阜大学との連携による家畜衛生技術検討会の内容、興味深く拝見しました。特に、牛コクシジウム症予防におけるトルトラズリル製剤への代替は、サルファ剤耐性菌増加への対策として非常に重要だと感じます。 抗菌剤の使用量削減と家畜の健康維持という両面を効果的に両立させるプログラムの策定に期待しています。 今後、その成果と具体的な対策がどのように展開されていくのか、注目していきたいです。

ご関心をお寄せいただきありがとうございます。確かに、薬剤耐性菌の問題は喫緊の課題であり、このプログラムはその解決に大きく貢献できると期待しています。 若い世代の方々がこのような取り組みに関心を示してくださることは大変励みになります。 今後、研究成果を分かりやすく発信し、より多くの方々に理解を深めて頂けるよう努めてまいりますので、引き続きご注目いただければ幸いです。

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