【警報発令】北海道紋別で「りんご病」流行！妊婦さんは特に注意を

北海道紋別保健所管内で、伝染性紅斑（りんご病）の患者報告数が警報基準値を超え、まん延防止のため警報が発令されました。

伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による感染症で、小児を中心に流行し、両頬が赤くなるのが特徴です。飛沫や接触で感染するため、手洗いやマスク着用が有効な予防策です。

特に注意が必要なのは、妊娠中または妊娠の可能性がある方です。初めて感染した場合、胎児に影響が出るリスクや流産のリスクがあります。症状が出た場合は速やかに医療機関に相談しましょう。また、感染しても症状がない場合もあるため、周囲に感染者がいる場合は医師に伝えることが大切です。

家族に感染者がいる方や、多くの小児と接する機会のある職業の方は、かぜ症状のある人との接触を避け、基本的な感染予防策を徹底してください。