【市政最新情報】災害に強いまちづくりへ！12月補正予算案と道路陥没対策、庁舎整備の進捗を市長が報告

12月1日開催の定例市長会見では、主に以下の3点が報告されました。

1. **12月補正予算（案）について**
災害に強いまちづくりを目的とした経費を中心に、2億3百万円余りが提案されます。
具体的には、歴木地区の浸水被害軽減のためのオンサイト貯留浸透施設の整備や、公共土木施設の災害復旧工事、認知症施策検討などが計上されています。

2. **道路陥没問題への対応について**
市が管理する市道（総延長約653km）では、職員によるパトロールや市民からの通報で異常を把握しています。
過去3年間の陥没件数は年平均約50件で、多くは深さ10cm程度の小規模なものです。原因としては、隣接する水路や側溝の破損による土砂・水流出で地下に空洞ができるケースが多く見られます。
市は、時間外・休日を問わず現地調査を行い、専門事業者と連携して速やかな復旧を行っています。上下水道管路に起因する陥没についても、老朽化した管路の調査・修繕・改築を計画的に実施しています。

3. **市庁舎整備について**
市庁舎整備基本計画等発注者支援業務の最優先交渉権者が12月初旬に決定し、契約が締結されました。
この支援業務は、基本計画・基本設計の各段階で、スケジュールやコストの妥当性確認、専門的な意思決定への助言などを行うものです。
今後、この支援業務を活用し、年内に基本計画等の策定事業者の公募を開始し、来年度中に基本計画を策定する予定です。