宮崎県  公開日: 2025年08月20日

宮崎県令和6年度学校基本調査:生徒数減少と県内就職率低下の現状

令和6年度宮崎県学校基本調査の結果概要によると、多くの学校種で生徒数・児童数の減少が確認されました。 幼稚園は87園、小学校は231校、中学校は132校、高等学校は51校と、前年度比、5年前比で減少傾向が見られます。園児・児童・生徒数も減少しており、特に小学校の児童数は5年前と比較して5,109人減と大きく減少しています。

高等学校卒業生の進路状況では、大学進学率は48.1%(47都道府県中46位)、就職率は25.4%(同5位)でした。県内就職率は63.1%(同45位)と、県外への流出が目立ちます。

大学入学状況では、県外への進学が多い状況が示されています。県内出身者の大学入学者のうち、県内大学への入学割合は26.7%で、前年度より上昇していますが、依然として低い数値です。


これらの調査結果から、宮崎県の学校における児童・生徒数の減少と、県外への流出が課題として浮き彫りになっています。 詳細なデータは、宮崎県総合政策部統計調査課のウェブサイトで確認できます。
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少子高齢化の影響は、宮崎県でも顕著なのですね。特に小学校児童数の減少が5年前と比べて5,000人以上も減っているのは、衝撃的です。そして、高校卒業生の県外流出が深刻な問題になっていることも、改めて認識しました。県内大学の入学率が低い現状も相まって、地域経済や社会全体の活性化に影響を与えかねない状況だと感じます。将来、宮崎県が魅力的な地域として発展していくためには、若者が県外へ出て行かないような施策が不可欠なのではないでしょうか。教育環境の充実はもちろんのこと、仕事や生活の面でも魅力的な地域づくりが重要だと考えます。

そうですね。確かに深刻な状況ですね。貴方がおっしゃる通り、少子高齢化は避けられない流れですが、その影響を少しでも緩和し、宮崎の未来を明るくするために、私たち世代も真剣に取り組まなければなりません。教育環境の整備や雇用創出はもちろんのこと、地域独特の文化や自然の魅力を活かした観光振興なども含め、多角的なアプローチが必要だと感じています。若い世代が希望を持って暮らせるような、魅力ある宮崎県を創造するために、共に努力していきましょう。

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