【福島市】訪問介護の課題解決へ！事業所連絡会設立で地域ケアを強化

介護保険制度開始から25年、地域の在宅介護現場は人材不足や制度の複雑化、事業所間の連携不足といった課題に直面しています。特に訪問介護では、実務上の判断基準の共有が難しく、各事業所が個別に対応に悩んでいます。

そこで、福島市内の訪問介護事業所が連携し、情報共有や相互学習を通じて地域ケアの質向上を目指す「福島市訪問介護事業所連絡会」が設立されます（令和8年5月予定）。

この連絡会は、専門職としての視点の共有、制度運用の明確化、行政やケアマネジャーとの建設的な意見交換、若手育成や人材確保・定着、そして訪問介護の専門性と役割の発信を目的としています。

これまで実現が難しかった事業所間の連携を、今こそ一歩踏み出し、福島市の在宅ケアの未来を現場から築いていくことが期待されています。加入を希望する事業所は、令和8年1月16日（金）までに加入届を提出してください。