有栖川宮記念公園の池に異変？ブルーギル増加で生態系ピンチ！

有栖川宮記念公園では、池の生物調査を毎年実施しています。
令和6年度の調査では、特定外来生物であるブルーギルが再び増加し、繁殖可能な大きな個体も確認されました。
この状況は、公園の生態系に影響を与える可能性があるため、今後もモニタリングと駆除活動を継続していく必要があります。

調査にはボランティアも参加し、若い世代を中心に多くの来園者が生きものとの触れ合いや生態系保全への関心を深めました。
「ミニ水族館」の設置や、外来種問題について考える紙芝居の上演など、啓発活動も行われています。
公園は、都心でも生物多様性を保全していくことの意義や、身近な自然の大切さを伝える場となっています。