【山元町】農用地区域からの除外・編入申出受付再開！農業振興計画の見直し完了

山元町は、農業振興地域の整備計画全体見直しを完了し、2025年12月1日（月）より農用地区域からの除外や軽微な変更に関する申出受付を再開します。

農業振興地域整備計画とは、農業上の利用を確保すべき土地を農用地区域として設定し、計画的な農業振興施策を実施するためのものです。今回の見直しは、東日本大震災後の社会情勢の変化を踏まえ実施されました。

農用地区域に指定される土地は、10年以上農業利用が確保されるまとまった農地や、農業生産基盤整備事業の対象地などです。指定されると、農業振興施策の補助金や税制上の優遇措置を受けられる一方、原則として農業以外の用途への転用はできません。

農用地区域からの除外には、代替地の有無や営農環境への影響など、5つの要件をすべて満たす必要があります。手続きには通常6～8ヶ月かかります。

申出は、編入、除外、用途区分の変更があり、様式を提出することで手続きが可能です。提出は四半期ごと（5月末、8月末、11月末、翌年2月末）で、完了まで3～6ヶ月かかります。

提出先は山元町産業観光課農林水産班です。