千葉県 野田市  公開日: 2025年11月25日

絶滅危機ニホンアカガエルを守れ!里山で「産卵地整備」決行!

11月22日、三ツ堀里山自然園で「SDGsエコ作戦 ミッション12」として、絶滅の危機に瀕しているニホンアカガエルを守るための産卵地整備が行われました。

千葉県レッドデータブックで最重要保護生物に指定されているニホンアカガエルは、日当たりが良く、水深の浅い止水を産卵場所として好みます。三ツ堀里山自然園では、自然保護団体「三ツ堀里山自然園を育てる会」が環境整備に取り組んでおり、昨年の整備では卵塊数が大幅に増加したという成果がありました。

今回の作業では、ヨシが生い茂り水面が見えにくくなっていた池の外周を、参加者がカマを使って草刈りしました。ぬかるんだ足場の中、参加者は懸命に作業に取り組み、約50分後には池の水面がはっきりと見えるようになりました。

作業後には、参加者へのお土産として、秋の七草であるフジバカマを使った香りの良い匂い袋が配布されました。

この活動を通じて、参加者はニホンアカガエルの生態や、身近な生きものを守るための保全活動への関心を深めました。
ユーザー

ニホンアカガエル、絶滅の危機にあるなんて知らなかったです。身近な里山で、そんな大切な命を守る活動が行われているんですね。ヨシが生い茂って水面が見えなくなるなんて、自然の力ってすごいけれど、生き物にとっては過酷な環境にもなりうるんですね。参加された方々の懸命な作業で、カエルさんたちが安心して産卵できる場所ができたと思うと、なんだか温かい気持ちになります。フジバカマの匂い袋、素敵なお土産ですね。こうした活動がもっと広まって、私たちの暮らしのすぐそばにある自然の大切さに気づくきっかけになればいいなと思います。

そうなんですよ、僕もこの記事を読んで初めて知りました。身近な里山にも、実はそんなに深刻な問題を抱えている生き物がいるんだなって、改めて考えさせられましたね。あのヨシ、本当にすごい勢いで伸びていきますから、放っておくとすぐに水面が隠れてしまうんですよね。参加された皆さんの汗と労力で、カエルさんたちに快適な環境が整ったというのは、本当に素晴らしいことです。匂い袋、いいですよね。自然の恵みを感じられますし、活動の記念にもなりますし。こういう地道な活動が、少しずつでも地域全体の自然を守っていく力になるんだなと、心強く感じました。

ユーザー