【60秒でわかる】老齢基礎年金！受給資格と手続きを徹底解説

老齢基礎年金を受け取るには、保険料納付済期間、免除期間、合算対象期間の合計が10年以上必要です。

保険料納付済期間とは、国民年金保険料を納めた期間や、20歳から60歳までの厚生年金・共済組合などの加入期間を指します。

保険料免除期間には、全額免除や一部免除、学生納付特例、納付猶予期間（追納していないもの）が含まれます。

合算対象期間は、受給資格期間には含まれますが、年金額には反映されない「カラ期間」です。任意加入しなかった期間などが該当します。

年金額は、加入可能年数すべてを納めた場合に計算され、期間が満たない場合は減額されます。

原則65歳から支給されますが、60歳～64歳または66歳～75歳の間で、希望に応じて受給開始年齢を早めたり遅らせたりできます（繰上げ・繰下げ受給）。

請求手続きは65歳の誕生日の前日から可能です。

相談・請求窓口は、国民年金のみ加入の方は市役所市民課、厚生年金加入経験のある方は年金事務所となります。加入履歴が不明な場合も年金事務所で相談できます。