【農業経営者必見】固定資産税「償却資産」申告のすべて！知っておくべきポイントを徹底解説

農業経営における固定資産税の「償却資産」について解説します。

償却資産とは、土地・家屋以外の事業用資産で、減価償却費が損金・経費に算入されるものを指します。
農業用ビニールハウスや農機具などが該当しますが、ハウスの建て方や材質により「償却資産」か「家屋」かが判断されます。

償却資産は登記制度がないため、毎年1月1日時点の所有資産を申告する義務があります。
申告は、資産が所在する市町村ごとに行う必要があり、税務署への確定申告とは別に必要です。

自動車税・軽自動車税の対象となるもの、ソフトウェアなどの無形資産、一定の条件を満たす少額資産などは申告対象外です。
耐用年数を過ぎても、固定資産税では評価額の最低限度額が残るため、申告が必要です。
共有資産は連名で、レンタル・リース資産は原則貸主が申告しますが、所有権移転リースは賃借人が申告します。
課税標準額の合計が150万円未満の場合は課税されませんが、申告は必要です。