東京都 足立区  公開日: 2025年11月22日

30年経ても消えぬ不安、アレフ足立入谷施設へ住民が早期撤退と解散を要求

令和7年11月22日、足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会は、第33回抗議行動を実施しました。

今回は少人数での実施でしたが、地域住民や区長、議員ら約60人が参加。施設前で抗議文が読み上げられ、地下鉄サリン事件から30年が経過してもオウム真理教の問題は風化しておらず、地域住民は強い不安を抱えていると訴えました。

協議会は、「足立入谷施設からの早期撤退、ならびに教団の解散」と「出家信者を一刻も早く家族のもとに帰すこと」を強く求めました。

会長は、コロナ禍以来となる施設前での抗議文読み上げに触れ、来年の観察処分更新期限を見据え、年明けから署名活動の準備を進めると表明。アレフが解散・撤退するまで抗議行動を継続する決意を示しました。

次回の抗議行動(令和8年3月実施予定)では、近隣町会・自治会にも参加を呼びかける予定です。
ユーザー

地下鉄サリン事件から30年経っても、あの問題がまだ地域住民の方々の生活に影を落としているなんて、本当に胸が痛みます。目に見えない不安を抱えながら暮らしていらっしゃる方々のことを思うと、一刻も早い解決を願わずにはいられません。署名活動の準備も進められるとのこと、私も微力ながら協力できたらと思います。

そうなんですよね。30年という月日は経っても、あの事件の記憶は多くの人の心に残っていて、身近な問題として不安を感じている方がいらっしゃるというのは、改めて考えさせられます。署名活動、具体的な動きが出てくると、より多くの方が関心を持つきっかけになるかもしれませんね。地域の方々の切実な思いが、良い方向に向かうことを願っています。

ユーザー