暴力撤廃へ世界で連帯！「国際デー」に寄せる想いと姉妹都市の活動

11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」です。DV、性暴力、ストーカー行為など、あらゆるジェンダーに基づく暴力は重大な人権侵害であり、根絶が求められています。

この国際デーを中心に、世界ではジェンダー平等の実現に向けた取り組みが進められています。国連もSDGs達成のため、女性と女児に対する暴力をなくすことを重視しています。

日本では、11月12日から25日までを「女性に対する暴力をなくす運動」期間とし、シンボルカラーである紫色のライトアップや啓発イベントが行われます。越谷市もこの運動に参加しています。

一方、世界では11月25日から12月10日までの16日間を「ジェンダーに基づく暴力に対する積極的な行動」期間とし、シンボルカラー「オレンジ」を用いた活動が中心です。

越谷市の姉妹都市であるオーストラリアのキャンベルタウン市でも、この16日間を中心に「Domestic and Family Violence（DFV）」撲滅に向けたパレードや横断幕掲出、公園に設置された「パープルベンチ」での啓発活動など、官民一体となった取り組みが行われています。

私たち一人ひとりが、被害者に寄り添い、暴力の責任は加害者にあること、相談窓口があることを伝えることが大切です。