災害に強い暮らしへ！糸魚川「暮らしの防災術」で日常に防災を

糸魚川市で、自然と向き合い災害に備える「暮らしの防災術」講座が開催されました。講師の寒川さんは、「防災を日常化する」ことの重要性を説き、アウトドアの知恵を応用した実践的な防災術を紹介しました。

講座では、水の確保として市販浄水器の使い方やコーヒーフィルターでのろ過、煮沸の重要性を解説。化学物質混入水は浄化できない知識も共有されました。昼食では災害食を体験し、非常時の安心感を実感。

火の扱いについても、火の三要素を理解し、フェザースティック作りで火起こしの準備を体験。安全なナイフや薪の扱い、風向き確認などの基本を学びました。

奥様からは、簡易トイレの活用法や衛生維持のポイントが紹介され、すぐに実践できる知恵が共有されました。参加者からは「防災用品を実際に使うきっかけになった」「防災以外の気づきも多かった」と好評でした。

次回は「衣」をテーマに、体温維持の基本を学びます。この講座は、防災を特別なものではなく、日常の延長へと変えていく第一歩となるでしょう。