【中間市議会】物価高・子育て・空き家…市民生活の課題にどう向き合う？議員質問を徹底解説！

令和7年第6回定例会では、複数の議員が市民生活に関わる重要課題について質問しました。

森議員は、高市内閣総理大臣の所信表明演説を踏まえ、中間市が物価高対策、社会保障改革、防衛力・経済安全保障強化、副首都構想について、国や地方との政策的連携をどう進めるか、財源確保や成果指標の設定、北九州地域との連携について市の見解を質しました。また、市内の雑草繁茂問題について、現行条例の限界を指摘し、罰則強化、対象範囲拡大、支援策導入など、抜本的な対策強化を求めました。

大村議員は、地域特性に応じた「デマンド型乗合交通」の導入や筑豊電鉄との連携強化による交通ネットワーク整備、市民参加による交通利用促進の仕組みづくりについて質問。さらに、若い世代、特に女性が働きやすい環境整備のため、在宅勤務支援、市内事業者への支援、地域密着型業種への後押し、関係人口拡大と女性活躍の連携によるプロジェクト検討を提案しました。

阿部議員は、市内の空き家の現状把握、管理不全空き家への対応、活用状況、購入者への補助金制度、特に若年世代の移住促進に向けた補助金制度の検討を求めました。また、文化活動グループ・サークルへの支援状況、活動場所、補助金、そして生涯学習しやすい環境整備について質問しました。

大和議員は、子育て支援の充実として、保育施設の待機児童数、受け皿拡大、親子の交流の場の増加、子ども医療費の無償化、多子世帯の負担軽減策、出産・育児給付金の見直し、市職員の働き方改革、子育て世代が戻りやすい環境づくり、学校再編に関する情報共有について具体的に質問しました。

原口議員は、高齢化率の高い中間市における高齢者低所得者向け住宅支援の現状と今後の建設予定、介護施設経営の厳しさや介護従事者不足、賃金改善、外国人労働者雇用への支援について質問しました。

堀田議員は、自治会加入者減少の要因分析と加入促進策、特に若年・転入世帯への働きかけ、校区まちづくり協議会の運営状況、事業内容、支援体制、そして今後のあり方について質問しました。

原議員は、青少年育成について、青少年育成市民会議と青少年問題協議会の役割・活動内容、連携・支援方針を質問。また、介護予防事業の代替展開、出前講座の実績、職員アウトリーチの必要性について伺いました。

掛田議員は、物価高騰に対する中間市独自の経済支援策、動物虐待（猫の変死体発見）への対応と治安維持のための防犯カメラ設置など、民生委員の選出状況と不在地域、今後のあり方について質問しました。

田口議員は、学校給食費無償化の財源、障がい者・低所得者世帯へのエアコン購入助成の早期整備、水道料金改定における市民負担軽減策について市の見解を質しました。

植本議員は、市立病院廃止後の市民の不安解消に向けた方策、訪問医療中心の診療所設置提案、学校施設再編の進捗状況、訪問介護事業者の駐車場確保策について質問しました。